ニ盃口（リャンペーコー）

3ハン役　出現率：0.05％

ニ盃口（リャンペーコー）画像

・メンゼンのみ
・同じ種類で同じ並びのシュンツ２つを２セット作る

メンゼン：ポン、チー、カン（大明槓）をしていない状態のこと
シュンツ：連続する数牌３つでできたメンツ

解説

４つの面子（メンツ）すべてが１２３または７８９の順子（シュンツ）、または１か９の刻子（コーツ）で構成され、雀頭も１か９でできていると、純全帯?九（ジュンチャンタイヤオチュー）という２ハン役となります。略して「純チャン」（ジュンチャン）と呼ばれます。

メンツがコーツのみなら清老頭（ホンロウトウ）という上位役、役満になります。

鳴くと２ハンになります（喰い下がり）。

純チャン三色

純チャンは、手を進めることの苦しさにおいては、下位役のチャンタと同じですが、チャンタのように役牌があれば鳴いてゆけるという逃げ道がないだけに、その苦難はさらに過酷となっています。

しかしながら、使えるシュンツの並びがわずか２パターンに限られていることから、三色同順と複合する可能性が高く、「純チャン三色」とセットで呼ばれる大物手に発展するというロマンを秘めています。

役牌があるならチャンタもいいですが、どうせ苦難の道をゆくなら純チャン三色を目指してみたいものです。