四喜和(スーシーホー)

役満 出現率:0.01%

四喜和(スーシーホー)画像

・メンツまたは雀頭にすべての風牌を使う
・鳴いても役満

鳴く:ポン、チー、カン(大明槓)をすること

解説

4面子(メンツ)を風牌の刻子(コーツ)で作ると大四喜(だいスーシー)、3メンツと雀頭を風牌で作ると小四喜(しょうスーシー)という役満となります。合わせて四喜和と呼ばれます。

鳴いても成立します。

大四喜には責任払い(包)のルールが設定されている場合があります。すでに3種類の風牌を鳴いてさらしている人に、最後の風牌をポン(または大明槓)されてしまった人は、役満の完成を助けたとして責任を負わされます。その大四喜でアガられた場合、ツモなら責任者ひとりで、ロンなら放銃者と折半で、点を払わねばなりません。

小も大も難しい

大四喜と小四喜には確率的に大きな差があり、小四喜のほうが圧倒的に作りやすくなっています。と言っても、小のほうでも大三元にくらべれば圧倒的に作りにくいわけですが……

基本的に鳴いて作ってゆくことになりますが、仮に門前(メンゼン)で手が進んだとしても、場に風牌がぜんぜん捨てられないという異常事態をもたらすため、けっきょく警戒されがちです。この点でも四喜和の難度はより高くなってしまっています。

なお、まずお目にかかることがない大四喜のほうは、ルールによってはダブル役満になっていることがあります。