対々和(トイトイ)

2ハン役 出現率:3.7%

対々和(トイトイ)画像

・メンツがすべてコーツ(カンツも可)
・鳴いても2ハン

コーツ:同じ牌3つでできたメンツ
カンツ:カンして作った同じ牌4つでできたメンツ
鳴く:ポン、チー、カン(大明槓)をすること

解説

刻子(コーツ)または槓子(カンツ)だけで面子(メンツ)をそろえると、対々和(トイトイホー)という2ハン役になります。略して「トイトイ」と呼ばれます。

喰い下がりがなく、鳴いても2ハンのままです。トイトイをすべて暗刻(アンコ)で作れば役満の四暗刻(スーアンコー)に上書きされますので、通常はポンして作ってゆきます。アンコ3つの三暗刻(サンアンコー)とは複合します。

ちなみにカンツが4つでも役満の四槓子(スーカンツ)となり、トイトイは消えます。カンツ3つの三槓子(サンカンツ)とは複合します。

鳴きすぎ注意

トイトイのようなコーツ手は、4枚ある牌のうち3枚を必要とするので、待ちが厳しくなりますし、平和(ピンフ)など順子(シュンツ)系の役とは異質すぎて、複合できる役が限られてしまうという難点があります。

とはいえトイトイは、役牌やドラを活かすに最適な環境でもあります。特にドラでコーツを作ることができれば、ドラ3ということで満貫のアガリとなります。ハン数アップのためならば、積極的に鳴いてゆきましょう。

ただし鳴きすぎには注意が必要です。手牌が減ることで、他家のテンパイに対して切れる選択肢がせばまり、オリにくくなってしまいます。なので、なるべくハン数の変わらない鳴きはひかえたほうがよいでしょう。